今日は深川七福神めぐり。
歩けなくはない距離なのだが、出発がちょっと遅かったので、浅草橋まで都営浅草線に乗り、両国から南下することにした。
回向院
千葉街道を使っている人なら、いつも渋滞する場所なので御存知の方は多いと思う。振袖火事の死者を埋葬し供養したのが起源の寺院だが、現在は史跡保存とい う色彩が強い。近くには赤穂浪士が討ち入った本所松坂町の吉良上野介邸跡がある。そこから10分ほど歩き、真義真言宗の常法談林所、かつ触頭だった 弥勒寺を通り、森下駅付近で昼食。
深川七福神の寿老神深川神明宮、深川七福神の布袋尊深川稲荷神社と軽く進んでいく。
途中霊巌寺と浄心寺を中心とした寺町を散歩する。深川の下町風情が残る町並みで佃煮店や深川丼を出すお店もあったのだが、今回は我慢。
深川七福神の大黒天円珠院
浄心寺の塔頭で、近辺には日蓮宗の寺院が立ち並んでいる。近辺にある日蓮宗の寺院は玉泉院などでは葬儀目的に一般解放している。かつては浄心寺も解放していたようである。
深川七福神の福禄寿心行寺 近辺には、深川の閻魔様で知られる法乗院えんま堂があり、本堂下で閻魔様と地蔵尊についての30分ほどのビデオを見ることもできる。
深川七福神の恵比寿神富岡八幡宮
准勅祭社に指定され、現在では東京十社のひとつだけあり、広大な境内の中に末社恵比寿社をようやく見つけることが出来た。隣の成田山深川不動堂とともに門前町を形成している。かつて地名の由来にもなった永代寺があったものの、廃仏毀釈で廃寺となったところを、成田山新勝寺が引継ぎ、成田山深川不動堂となっている。
参詣を終えると17時を過ぎていた。さすがに観光名所が多く、距離は歩かなくても時間はけっこうかかる七福神巡りだった。