家内実家の菩提寺での法事で、遍照院へ参詣しました。
数年に亘り、何度か参詣しているのですが、徐々に境内が整備されていることを感じます。
今回の参詣にあたり、行田市周辺の寺院を軽く調べてみたのですが、遍照院はもと薬師堂と呼ばれた大寺の中の中心堂宇だったようです。薬師堂内には遍照院を含めて7坊あり、なかでも遍照院は周辺に8ヶ寺の末寺を擁した小本寺格の寺院でした。
現在は、行田救済菩薩十五霊場の発願札所として、活発な活動をなさっているようです。
また、遍照院に隣接する大蔵寺は、忍藩松平家の菩提寺として、桑名から忍藩へ松平家が移封してきた際、松平家と共に移転してきた臨済宗妙心寺派の寺院で、大蔵寺もまた由緒と歴史を備えた寺院のようです。
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